Hell Week ”地獄特訓週間”
夏も終盤。二学期が開始する前ですので、もう一段、気合を入れる為に、主に夏季講習中の中学三年生を対象にイベント性を取り入れた授業を開催しました。
その名もHell week「地獄週間」
皆さんはHell Weekをご存知でしょうか?これは、アメリカ海兵兵学校(USMC)の訓練プログラムの一部で、非常に過酷なフィジカル・メンタルトレーニングが行われる週のことです。これを通すとフィジカルだけでなく、メンタルな強さも磨かれると言われています。
これを学習法に取り入れる効果については、細心の注意が必要です。信頼関係は元より、子ども達の前向きな姿勢が必要です。モチベーションが高くない子ども達に無理に負荷をかけすぎると逆効果です。また、個人個人の課題を明確に示さない限り、的外れな特訓となり、効果は期待できません。個々の健康と精神状態を最優先に考えることが大切だと感じます。
Hell week 「地獄週間」とは
アメリカ海軍兵学校(US Naval Academy)で行われる”Hell Week”は、実際にはアメリカ海兵兵学校(US Marine Corps)の特殊部隊訓練であるNavy SEALsの一部として行われるものです。この週は、過酷なフィジカル・メンタルトレーニングを通じて、候補生たちの体力、忍耐力、メンタルタフネスを鍛えることを目的としています。
ストレス耐性の向上: 厳しい環境や極端な状況下での訓練は、候補生たちのストレス耐性を高める効果があります。これにより、過酷な状況でも冷静かつ効果的に行動できる能力が向上します。
チームワークと連帯感の強化: Hell Weekでは候補生たちは共に困難を乗り越えます。その経験は、連帯感を強化し、チームワーク能力を高める効果があります。
メンタルタフネスの養成: Hell Weekの過酷な試練は、候補生たちのメンタルタフネスを養成します。不屈の意志力や精神的な強さを培うことに役立ちます。
自己信頼の向上: Hell Weekを乗り越えることは、候補生たちに自己信頼を持たせます。困難な状況でも自分自身に向き合い、克服する力を養う助けになります。
要するに、Hell Weekは物理的、精神的な挑戦を通じて、候補生たちの全体的な能力と資質を向上させることを目指す訓練です。
皆様もこのようにメリハリのある学習をして多角的なアプローチから学習効果を上げてみてはいかがでしょうか?